日本共産党いわき・双葉地区委員会ブログ

日本共産党いわき双葉地区委員会のページです。

馬場いさおのかけある記

ある朝もやの風景

 朝靄に包まれた朝。いつもより遅めだがお城山に出かけた。駐車場までは霧灯をつけて走った。靄が深く静かな朝である。坂道をいつものように歩く。所要が重なり今週はずうーと歩けなかった。途中は珍しく人にも車にも合わなかった。累々とした春の桜も今は黒い地肌を見せている。周りの木々もこの前の台風で紅葉が吹き飛ばされてしまった。休館になっている自然休養村管理センターの手前には、北東の斜面がある。まだ枝葉がしっかり残っている。靄に包まれた雑木林のその斜面は、まるで雪舟水墨画を見ているようだ。

 自然が生み出す幻影にしばし見とれる。道を横切り迫田のある通りに出る。二合田用水の流れだけが靄の中に光り、一筋の流れが見える。迫田がある。台風上陸の前日、夕刻遅くまで老夫婦が迫田で棒架け稲の脱穀をしていた。手元が危ういほど陽は落ちている。無言の二人がみるみる最後の稲束を穀き終えた。あれは一週間前のことである。靄に包まれた城山を下り、駐車場に戻る。少し晴れ間が見える。もやを突いて青空がのぞいていた。 

☀大臣は再生エネ買い取り中断で東電株主で原発は再稼働?

 誰が聞いてもそれはおかしい。しんぶん赤旗(10/23付け)によれば原発担当相の宮沢氏は600株の東電株主だそうだ。われわれ避難者としては先ず、原発事故を収束させ、廃炉作業に国が全責任を持つことである。勿論被災者に対する完全賠償もある。そのことに直接責任を持つ経済産業大臣東電の株主だとすれば、東電ペースになることは目に見えている。東電福島第二原発廃炉についても県民の中では結論が出ているのに、国は「事業者の判断」と言えば、東電は「国のエネルギー政策による」という。

 まるで掛け合い漫才である。任命した安倍総理の責任であるが、「福島」と向き合い、大臣としての責任を果たすためには、いまからでも辞任することである。自らのことに、自ら責任が取れないようではそもそも政治家の資格がない。宮沢氏は就任会見で「再生エネについては、経済コストを考慮しながら活用」という姿勢である。それを言うなら「無限のコスト高になる原発事故」について明言すべきである。再生エネは政府の「想定外」の普及で進んでいる。電力会社は「買い取り手続き中断」の動きを強めている。政府と電力会社は「太陽光発電急増、送電に支障」の大キャンペーン。買い取り価格の入札制度検討などと再生エネをけん制している。いまどきMSバーにも出資が判明。その上、東電株主の経産大臣とは。安倍政権も末路か。