日本共産党いわき・双葉地区委員会ブログ

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浪江町議 馬場いさおのかけある記

祝  辞 06_3

本校に入学された14名の皆さん、おめでとうございます。

 津島校同窓会を代表し心からのお祝いを申し上げます。

皆さんの中には浪江町から二本松に避難され、大変なご苦労の中で今日を迎えた方もおるでしょう。多くの皆さんが、自分との闘いを乗り越え、家族とともに今日を迎えられたことに重ねてお祝いを申し上げます。

 

県立浪江高校津島校の前身は県立小高農業高等学校津葛分校の定時制の高校として昭和23年に創立、昭和50年県立浪江高校に移行、創立以来66年の歴史を積み上げてきた学校であります。阿武隈山系の山並みに囲まれた校舎に皆さんを案内できないのが残念であります。

 

東日本大震災は未曽有の災害でしたが東京電力福島第一原発の爆発事故がなければ今頃は通常の形で学校が運営されていたに違いありません。原発事故は起こらないという原子力行政の「安全神話」による想定外の被害を受けたものとして根本的な反省を求めたいと思います。仮の校舎での学生生活を余儀なくされることに同窓会としても残念であり、後輩の皆さんに申し訳ない、と思っております。

 

しかし、青春はあっという間に過ぎゆくものです。高校3年間の生活は、あなた方のこれからの人生で一番熱く、学問をし、生きる力を身に着ける場になるでしょう。恋もするでしょう、悩みもするでしょう、あるいは挫折を味わうかもしれません。生涯、信頼し合える友人ができるでしょう。君たちのこれからの3年間は、是非そうであってほしいと願うものです。

 

 サテライト校である津島校は福島県教育委員会の方針により「来年度からは生徒募集しない」ことになってしまいました。しかし、皆さんのこれからの3年間と、皆さんの未来にとって何が大事なのでしょうか。それは学び続ける自由への挑戦と、自分の道を切り開く努力ではないでしょうか。自分と、社会の未来にとって学ぶことの価値と、意味を追及してください。学校の成績が絶対ではありません。個の確立、そのことを体にしみこませるのが津島校の3年間である、と決意を新たにして、明日からの高校生活に臨んでください。

 

人生の節目たるにふさわしい高校生活であることを願って私の祝辞とします。 

   2014年4月9日 

  福島県立浪江高等学校津島校同窓会会長   馬 場  績