日本共産党いわき・双葉地区委員会ブログ

日本共産党いわき双葉地区委員会のページです。

広野町議・畑中ひろこの広野通信-地球が悲鳴を上げている?大きな台風が続々と・その一方では原発事故の放射能汚染水問題

 10月15日の午後から、いわき市内では少しずつ雨が降り始め、夜にはその雨が強くなりました。風も強くなってきました。台風26号は16日の朝方、福島県に最も近づきました。
 みなさんの地域では16日の朝、強くなった雨風でどのような影響があったでしょうか。
 テレビの報道では、伊豆大島で死者が出るなど台風26号が甚大な被害をもたらした様子を映しだしていました。 Bv3dt4vcaaaixit

 少し前には、豪雨や竜巻の被害も出ました。これまで、60数余年生きて来て、何度も台風を経験しましたが、こんなに連続していろいろな災害が起きることはありませんでした。
 福島第一原発では収束とは程遠い状況が続いており、高濃度の放射能汚染水漏れや、外洋流出が毎日報道されています。台風が到来するたびに、福島第一原発は大丈夫か?という心配が脳裏をよぎります。それはみなさんも同じではないかと思いますが、東電の力がすでに限界に達しているということもみなさんの認識と一致するのではないでしょうか。
 そして、国が前面に出るといいながら、技術的・人的なことに関して、現場に送り込む作業を責任を持ってやろうとしないことに苛立ちと腹立たしさを感じているのも同じではないでしょうか。
 安倍首相は、オリンピック招致のIOC総会で、東京は、福島原発から250kmも離れているから安全だと言い張りました。苦難の中にいる福島県民を見捨てるつもりなのかと私は思いました。
 事故から2年半たっても未だ除染も復興も進まない帰宅困難区域の住民は、狭い仮設住宅に押し込められ、先の見通しもないまま暮らすことを余儀なくされていることを安倍首相はどのように考えているのでしょうか。
 帰宅困難区域ばかりでなく県内各地で、毎日吸っている空気や飲んでいる水、食べている野菜や魚、肉、果物など、安心・安全であると確信を持って言える状態ではないことを誰もが不安に思い、そのことでストレスが溜まっています。広野町でも約8割近くの人が町外に避難したまま、生活をきりつめながら暮らしているのに、こういう状況にあることの責任は、国と東電がとらなければならないのに、「完全にコントロールされている」などとどうして言えるのでしょう。
 民主党・野田元首相の「収束宣言」と安倍首相の「コントロール発言」は、政治をつかさどる資格のない人間の発言だと思います。
 浪江町の馬場績町議会議員(日本共産党)は、「いまだに住民を狭い仮設住宅に入れていることは人権侵害である」と言いました。また、馬場有浪江町長は、「町民の生業(なりわい)を奪い、田畑や家屋を疲弊させ、個人の自由さえ奪った原発事故によるこの被害は、憲法13条・25条・29条に違反している」と言いました(10月12日・松川事件無罪確定50周年記念全国集会-福島大学にて)。
 地球的規模で温暖化現象による変動が起こっています。台風が巨大化していることや相次ぐ地震に、私たちは自然に逆らって生きることは自らをさらに追い詰めるものになることを自覚しなければならない。それを教えてくれたのが、東日本大震災であり、福島第一原発の事故であったのではないでしょうか。

321_2