日本共産党いわき・双葉地区委員会ブログ

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浪江町議・馬場いさおのかけある記

 

荒れ果てた我が家 

 選挙の疲れも取れた5月9日、いわぶち友参院福島選挙区候補らとわがふるさと津島、浪江の現地調査。国道114号郡境に検問所が置かれ、「立ち入り許可」がないと入れない。違和感などというものでない。もともと山村の集落である。以前は危険なくらい車が通っていた。しかしこの日は車数台にあったくらいである。事故後8年の時に見てきたチェルノブイリを思い出した。文字通り「死の町」である。我が家は...正直言葉にしたくない思いである。

 今は少しだけ書くことにする。春だというのに一面の枯草だけが目立つ。家を離れて丸2年。わが家の門口にある古木のモミジが若々しい赤い新芽をつけ、主のいない春を見守っていた。それにしてもイノシシの荒しは尋常でない。テコでも動かない庭木や庭石が掘り起こされている。うちの中はネズミか、他の動物か悪さが目立つ。Photo

  赤旗記者の呻き 

 それぞれが物珍しく見て回っているとき、赤旗社会部のS記者が『ウワッッ、すげぇー』と声を出した。庭石に腰掛け、空間線量を測っていたのだ。『21.4だァー』と。雨どい付近が104.7マイクロシーベルト。彼は「これまで記者が計測したことのない放射線量」とルポしている。21.4とは?半減期30年のセシューム137の核種であれば、事故前の0.03になるにはなんと240年。私も呻いた。腹をくくる時期なのかも... 

 頭のハエも追いないで何が世界最高水準?  

汚染水対策がデットロックに乗り上げている。シート3枚の地下貯水槽対策が東電の勝手な処理であることが明らかになった。それを原子力規制委員会も追認してきた。とけ落ちた核燃料や水漏れの破損箇所の特定もできていない。「過酷事故」を想定した原発を「世界最高の水
準」と言って原発を売り込み、国内では再稼働の圧力をかけている。事故は収束していない。復旧も賠償も被災者の立場に立てないでいる。巷で人間を粗末にする言動がかっ歩している。ウソとゴマカシはやめてもらいたい。